古着屋で見つけたワンピースから発想、白昼夢に現れる一人の女性像を三田村自身が演じた写真作品の中の一点。ハンドバッグのモチーフは三田村の作品にしばしば現れる。原点は2002年に発表した『バイエル』の中で母親を象徴するモチーフとした作品。
愛知県生まれ。東京在住。
「人が足を踏み入れられるドラマ」をテーマに、日常の記憶や追憶のモチーフを、写真や映像、日用品など様々なメディアと組み合わせ、私小説の挿話のような空間作品を制作し国内外で発表。
滞在型アートプロジェクト「Art & Breakfast」では、世界各地のアートスペースに滞在しながら鑑賞者と朝食を共にし、旅の中で見つけたモノや気づきから日々生み出すインスターレションが、生活の中に浮かび上がる社会や文化の問題を、ユーモアと批判的な眼差しを持って演じ、観る人々の内面に現れる物語を投影してく。
www.midorimitamura.com