大きさの割にはかなりの年季が入っており、推定樹齢30年。積み重なった刺は、地層のようにゆっくりと厚みを増す。 桜月のような小さな刺を持つサボテンの経年変化した刺も味わい深い。
〝いい顔してる植物〟をコンセプトに、独自の美しさを提案する植物屋。
店主みずからが日本中を旅して集めた個性あふれる植物を、
その個体の特徴を引き出す器とあわせて提案する。
店名は、店主が植物を見つける場所を叢と呼んでいたことから、
普通の人にとってはただの草の群がりに見える場所に、
個性ある美しさが眠っていることがある。『Qusamura』の〝Q〟は、「Question」からとったもの。
個性的な叢の植物たちに出合ったとき「これ、なに?」と、はじめに不思議を感じ、
「?」から叢の世界観に入ってほしいという願いを込めている。