多分走れないであろう、このシューズは機能の進化なのか後退なのか?佐藤の作品に見られる延長やリピートは、その物の持つ意味やイメージに揺さぶりをかける。この「創世記のシューズ」は、まだ固まっていない陸上を走り、球を蹴り、誰よりも高く跳ぶ、勝利の女神「nike」の翼。
佐藤 好彦について