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    Atsuko Yamashita

    やましたあつこ
    "Paper Works"


    やましたはこれまで一貫して“邪魔のない幸せ”をテーマに、差別や暴力のない世界を描いてきました。幼少期のトラウマを原点に個人の内面と現実を往還しながら、内的世界を構築してきました。

    その画面には、すべての動植物が対等にひとつの生命として描かれます。草木や色彩の粒がいっぱいに広がり、動きを感じさせる構図の中に、静謐さの奥に強い光を宿すまなざしの人物や、生命力あふれる植物が印象的に佇み、“内と外”、“動と静”が交わる世界が立ち現れます。

    今回は2020年頃から始めた和紙や新聞紙を支持体に、顔料や鉛筆、水彩を用いて描かれる色彩豊かな作品群から最新の作品集「Echo」、未発表のアートブックまでをピックアップしました。


    やましたあつこ
    やましたあつこは1993年愛知県生まれ。2018年に東京藝術大学美術学部絵画科油画専攻を卒業。主な個展に「eating a butterfly」HARUKAITO by ISLAND(東京、2025年)、「まなざしを綴る」Tokyo International Gallery(東京、2023年)、「王国のベール」GINZA SIX 銀座蔦屋アートウォール(東京、2022年)などが挙げられる。主なグループ展に「式畫廊開幕首展」SAN GALLERY(台湾、2022年)、「“Ampersand”旧图像世的挽歌」東京画廊 + BTAP|(北京、中国、2022年)、「TAION When we talk about our world.」Spiral Garden(東京、2021)など。主な受賞歴に「第35回ホルベインスカラシップ奨学生」(2022年)、群馬青年ビエンナーレ2019 入選(2019年)、シェル美術賞2018 藪前知子審査員賞(2018年 )など。作品は愛知県美術館にパブリックコレクションとして収蔵されている。
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